檜洞丸2014年5月10日
丹沢の日帰り登山は実に1年半ぶりになりました。
この時期の丹沢は登山道上の雪もすっかりなくなり春山まっさかり。天候も高気圧に覆われたため絶好の登山日和でした。
ゴールデンウィークの翌週の週末はいつもなら北アルプスにいるのですが、今年は事情があって見合わせています。それにしてもGW翌週の週末という固定した日が3年連続して好天になるというのも珍しいですね。
07時04分
いつもながらの写真ですが、西丹沢自然教室近辺から。
西丹沢自然教室はバスで来るときの発着場所であり、車で来るときの無料駐車場でもあります。
今日は07時前に到着したのですが駐車場は既に満車状態。
やっぱり06時に到着しないとダメですね。そう、いわゆる寝坊により家を出る時間が遅くなってしまったんです(泣)
07時11分
しばらく車道を歩くと檜洞丸の登山口へたどり着きます。
気をつけていないの見逃して先へ行ってしまいます。一度そんなことがありまして・・・
木がうっそうとしていてなんだか暗い感じですが最初だけです。
しばらく登って行くと森の中ではありますが明るい感じになります。
07時27分
ひと登りした後はゴーラ沢出合いという場所まではこんな感じの平坦な道が続きます。
いうなれば準備運動というところでしょうか。
こんなのんびりとした登山もすごくいいですね。森の中なので直射日光にさらされることもないです。
07時55分
登り始めて1時間くらいすると、ゴーラ沢出合いというところに到着します。
ここで、沢を渡ります。雨が降った後とかで水量が多いと渡るのに苦労します。場合によっては渡るのが困難な場合があります。
そしてここから本格的な登山がスタートします。
時期は5月初旬。それでも今日は天気が良いのですでに暑くて汗かいています。
08時51分
しばらく登ると展望台に到着します。
ご覧のように富士山がよく見えます。
わたしの場合はゴーラ沢出会いから1時間ほどで到着しました。健脚な方であればもっと早く到着するかもしれませんね。
ここで、富士山を見ながらしばしの休憩をします。
09時45分
山頂手前800m地点です。
ここに着て初めて展望がきくようになります。
風が吹き抜けて涼しいこの地点にはテーブルもあり一息つくにはもってこいの場所です。
ここからは山頂までの稜線も目視できますから、あともう一息がんばろう! という気持ちになれます。
ところで今日の装備ですが、日帰り登山なので22ℓの小さいザックにしています。雨具を始めとした必要最低限の装備しか入れていません。ただし水は多め。2ℓ近く入れています。
リュックは軽いですが例のごとく一眼レフを担いでいますので総合的には日帰り登山にしては重い方かもしれません。
一眼レフはLoweproのカメラケースに入れて前にぶら下げています。途中ですれ違った方に「その前にぶら下げているのは何ですか?」って聞かれました。確かにケースだけだと何だか解らないですね。
10時07分
山頂近くなると植物を保護するために木道が設置されています。
微妙に歩幅が合わせづらいこの木道を歩き終えると、もう頂上についたようなものです。
10時12分
ここをひと登りすれば頂上です。
距離はなくすぐそこなのですが、なんだか長く感じてしまいます。
今日は本当に天気が良いですね。歩いていて気持ちいいです。
10時20分
山頂到着。
檜洞丸、標高1,601m。
二つあるおにぎりのうち1個を食べ、少し休憩します。
山頂は眺めが悪いですが、少し移動すると視界が開けます。
見晴らしが良いところまで移動します。
緑が深いですね。
こうやって見ると麓からだんだん新緑になってきているのがわかります。
今日は天気こそよいですが、時期的に湿度が多いので遠くのほうは霞んでしまっています。あ、冬山とくらべちゃいけませんね・・・
富士山がよく見えます。
遥か遠くには南アルプスが見えます。
アルプス山系はまだ雪に覆われていますね。
さて、出発しましょう。
今いるところからこれから歩いて行く稜線が見えます。
山頂からこちら側は少し難易度が高くなります。
山頂直下もわりと難易度が高かったのですが整備されて階段ができていました。
10時43分
しばらくは見晴らしの良い稜線を歩きます。
そのうち森の中に入って行きます。
犬越路というところまでは稜線を歩きますので、アップダウンを繰り返しながら進みます。
11時31分
途中こんな鎖場が何カ所かでてきます。
丹沢だからって安易な気持ちではいけませんね。
急な岩場も多いですが、安定しておらず浮いている岩も結構あります。
ザレているので気をつけないとズルッと滑ってしまいます。その辺は北アルプスの大キレットの南岳側とにているかもしれません。滑落すると谷底までいってしまうのも同じです。
12時20分
犬越路の避難小屋が見えてきました。
稜線歩きはここまでです。
そのまま稜線を歩いて大室山まで行ってもいいのですが、今日は遠慮しておきます。
武田信玄が小田原城を攻めたときに犬を先頭にここを越えたことに由来しているといわれている犬越路。
基本、西丹沢の登山道は森の中ですが、ここは開けていて視界がよいです。
さて、休憩を挟んで枯沢沿いの登山道を下りて行きます。
最後は再び水の音が聞こえてきます。
用木沢出会いというところで登山道は終了、あとは西丹沢自然教室まで車道を歩いて行きます。
久々の丹沢登山は天候に恵まれて楽しい一日でした。
2014年5月10日
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