大菩薩嶺
中央自動車道の勝沼インターから30キロくらい走った所に登山口があります。
人気の稜線とのことで深夜3時に出発しました。登山口には6時過ぎに到着しました。
短いコースですがとても気持ちのよい稜線で人気の理由が良く解るような気がします。
ちなみに大菩薩嶺は日本100名山のうちの一つです。
06時21分
登山口の駐車場到着です。
市営駐車場はまだ空いています。
大菩薩嶺の駐車場はいくつかあります。基本、早い者勝ち的な感じです。登山口から一番近い駐車場は既に満車に近い状態だったので、最初からこちらへ移動します。
10時に下山したときには係員が車を誘導していました。
06時25分
登山口にあるロッジ長兵衛です。トイレもあります。
今日は時間が早かったのですが、軽食もとれるようです。
外国人の子どもたちが元気に遊んでいます。英語で話す会話を聞いていましたが、わたしたちと同じような事に関心を持っていますね。
06時35分
最初はこんな感じです。
20分程度で「福ちゃん荘」という山小屋に到着します。
この福ちゃん荘までは車道と平行して登山道が作られています。どちらを利用しても良いのですが、せっかくなので車道でなく登山道を利用します。
帰りに見たら車道を歩いている人もけっこういましたよ。
07時00分
福ちゃん荘まで来ると大菩薩嶺(唐松尾根)と大菩薩峠への分岐になります。
近くに巨大な登山地図が設置してありますので安心です。
登山ルートを再確認してから唐松尾根方面へ出発します。
07時31分
高度が上がってくると少しずつ見晴らしが良くなってきます。
今日はとても暑いのですが、時間が早いのと標高がいつもの丹沢と比べて高いところにいるので、汗はかいていますが不快感がそんなにないですね。
07時37分
唐松尾根方面はいわゆる普通の登山道です。
時々、こんな岩がでてきます。
後ろの方から子どもたちの声がします。さきほどの外国人の方々ですね。子どもたちでも気軽に登れるコースです。家族で登っている方が多かったです。
07時43分
こんな景色になってきたら後もう一息です。
徐々に周囲の景色が見えるようになってきます。
傾斜もゆるく、とても楽なコースです。
07時54分
雷岩に到着。
ここで稜線に出ます。
大菩薩嶺と大菩薩峠の稜線は見晴らしがよく南アルプスが一望できるとガイドブックには書いてありました。
ここで休憩したり食事をしている人がたくさんいました。
雷岩からの眺めです。
今日は湿度が多いため南アルプスの眺めはありません。唯一見れたのが大菩薩峠から北岳周辺の眺めだけでした。富士山がかろうじて眺める事ができました。
この時期はしかたありません。台風一過で寒気が入ってきた場合などは遠くまで眺めはありますが、普段はこれでも上出来かなと思います。
08時14分
大菩薩嶺登頂。
頂上は眺めはありません。
皆写真だけとってすぐに出発しています。
私も何枚か写真を撮ってすぐに先ほどの雷岩まで戻ります。雷岩から大菩薩嶺までは10分程度で行き来できます。
08時35分
雷岩から大菩薩峠は大変きもちのいい稜線です。しばらく歩くと稜線が一気に見渡せます。
穂高のとんがった稜線も良いですが、こういったのんびりとした稜線も良いものです。
2,000m近いので涼しいことはないですが、下界のじっとりとした蒸し暑さというのはありません。
08時43分
一部、簡単な岩場があります。
どこからでも歩けるので、ルートというのはありません。歩きやすいところを歩くとよろしいかと思います。
08時50分
さい(石に責)ノ河原に到着。ここには避難小屋があります。
ここから今まで通ってきた稜線を見上げます。
ここから親不知ノ頭に登り返します。
08時56分
親不知ノ頭(おやしらずのかしら)に到着。
見晴らしが良いです。
さて、ここまでくると後は下りのみになります。というか雷岩からほぼ下り一辺倒でしたが。
進行方向に目をやると、大菩薩峠と介山荘が見えます。
大菩薩峠に下りて行くときに岩場があります。慎重に行けばよろしいかと思います。
写真を見ると何だかすごい岩場のように見えますが実際は普通に歩いて行けます。決して大キレットの飛騨泣きのような高度感はありません。
ここも広いので歩きやすいところを選んで歩いて行くと良いです。
09時12分
大菩薩峠到着。
首なし地蔵があります。
ここはコンディションが良ければ南アルプス、八ヶ岳、反対側は雲取山とその周辺まで見えます。
今日は雪をかぶった北岳とその周辺がかろうじて見えました。
ここで、必殺アイテム「コンビニおにぎり」を2個使います。このアイテムにより空腹だったお腹が充たされ下山する体力が充填されたのです。
介山荘では軽食を提供しています。しかもアイスキャンディーが1個100円で売っています。
下山は石丸峠経由と登山口である上日川峠にダイレクトに下りるルートがあります。
わたしはダイレクトに下りるコースを選択しました。ダイレクトに下りるコースは四駆だったら車でも来れるくらいの道。どちらかと言えば富士山の登山道をイメージすると良いかもしれません。
最後の方は車道を歩きます。
コースが短いのと早い時間に登山開始したので、戻ってきたのは10時頃でした。
小粒で面白いコースですね。
また秋にでも来てみたいと思います。
2014年5月31日
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