2016年4月13日
関東では桜が満開になったという報道がなされている今日この頃でございます。
私の職場からそう遠くないところに目黒川がございまして、この目黒川沿いに桜の木が植わっております。
目黒川の桜というと何かと有名でございますが、目黒川も品川区内になりますとほぼ下流でございますが、眺めは良いものでございます。この時期になりますと目黒川を遊覧船が昇ってまいりまして、鮭ではございませんが川登をしている姿が見られます。
3月31日という年度の締めくくりで、経理をしている人間にとっては忙しさが頂点に達する時期でございますが、そのような忙しさから少し抜け出しまして目黒川の桜を写真に収めてまいりました。木曜日でございましたのでまだまだ満開というわけではありませんでしたが、それなりに良い写真が撮れました。
今考えれば翌日の金曜日の方がほぼ満開に近く見応えがある状況でしたが、天気がイマイチでどうせ桜を撮るなら青空の方がいいと思いましたので木曜日に撮りました。
周りを見ていると同じようにカメラに桜を収めている人が結構おりました。皆考えていることは同じなんだと思うとほっこりいたします。
桜が咲くのはとても早いものです。とりわけ気温も春らしく高かったせいで、この写真の翌日にはほぼ満開となっておりました。写真ではまだ蕾が多いのですが自然というのは驚異的でございます。
山ではまだまだ先になりますが、それでも7月の後半にもなりますと穂高の山々は一気に新緑の季節を迎えまして、自然の驚異を感じさせるものであります。
和のテイストを感じさせる赤い橋がございます。
これがまた桜の花と微妙にマッチいたしまして、とても風流でございます。
この赤い橋の左側には2月ごろに咲く桜の木があり、まだ寒くて震える時期に満開となっております。この時期はすでに花びらが散って葉桜となっております。同じ桜でも違うのもでございます。
しかし、よくこれだけの桜を目黒川沿いに植えたものだと感心いたします。
よくテレビで放送されるあの有名な目黒川の桜は、駅で言えば五反田駅近くでございます。つまりそこに至るまでずっと桜の木を植えたわけで、大したものだと感激致します。
穂高の山域では桜の木はございません。
平地ならではの光景でございます。
都会では自然の美しさを感じることが少ない今日この頃でござますが、こうやって桜を見ているとまだまだ都会にも自然の美しさがあるんだと再発見いたします。
今年も桜を見ることができました。
さて、週明けはそろそろ桜吹雪になって、目黒川も桜の花びらでピンク色に染まる頃でしょうか。季節の移り変わりというのは早いものでございます。もう4月。都会は春です。